- そもそもマーケティングって何?
- マーケティングの基礎って?
- 失敗しないマーケティングってどうやるの?
などのお悩み、疑問を、マーケティングの歴史から紐解きながら解説していきます。この記事を読むことで、自信を持ってマーケティングを始めるられるきかっけになります。
バルーンアーティストをやっています。
マーケティングとは「心理学をベースにした統計学」です。
マーケティングは時代によって変化しています。価格を安くするマーケティングから → ポスティングを使ったマーケティングへ。さらに変化し、現代では、最適なマーケティングを行いにはサポーターを付けることが必要になってきています。マーケティングとは「心理学をベースにした統計学」であり、フレームワークワークは心理学と統計学的によって作られています。大くのフレームワークを使って効率的にマーケティングを行っていきましょう。
この記事でわかること
マーケティングの歴史
マーケティングは統計学である
フレームワークによって上がる効果
フレームワークとして活用することで効果的なマーケティングを行うには
が解ります。
それではマーケティングとはなんぞやというところから始めていきましょう。
Contents
はじめに
マーケティングは時代が進むにつて変化していきます。まるでファッションと同じです。言わば、業界そのものがファッションのようなものなのです。
「今年は赤が流行る」
「こんなコーディネートが流行る」
などファッションが時代とともに変化していくようにマーケティングも時代とともに変化していきます。それと同じく変化していくのが私達消費者(お客様)です 。よって、変化してくお客様に対してどのように合わせてアプローチし、対応していかなければいけないのか。それがマーケティングです。
変化していくマーケティングに対して何が必要かが重要です。その変化に対応出来るマーケティングを作れれば、マーケティングに強くなったと言えるでしょう。 以前はチラシやポスティングがマーケティングだとされてきましたが今はサポーターを付けることでマーケティングしていく時代です。
サポーター?何の話?となるかもしれませんがマーケティングの歴史を遡りながら詳しく解説しますね。
マーケティングの歴史
1900年代のマーケティングは とにかく多く売る事がいいとされていました。そのためのマーケティングは、価格を下げると言う方法でした。
価格弾力性
価格弾力性とは
弓を引けば引くほど(価格を下げれは下げるほど)多く飛ぶ(売れる)
弓を少しか引かないと(価格を少しだけしか下げない)少しか飛ばない(少ししか売れない)
このように、多く売るためには値下げすれば良いとされてきたのが1900年代のマーケティングです。
変化するのマーケティング
しかし時代は変化し、今までは値下げすればたくさん売れていたのに、価格をあげても販売数がかわらない事がわかってきたのです。価格を上げても販売数が変わらないのであればそのほうがいいよねという感じに変化していきます。
2P〜4Pマーケティングへの変化
1970年頃から、価格を上げても販売数は変わらない事が分かってきました。今までは製品を作って(Product) 価格(Price)を下げてたくさん売るというマーケティングでしたが、作って売るだけではなく。作って 運んで どこで売るか どうやったら売れるのかに変化していきます。2P〜4Pへと変化して行きます。
製品 Product
価格 Price
流通 Place
広告宣伝 Promotion
(英語表記の頭文字のPが2〜4へ)
何を いくらで どこで どうやって売るのか
何を いくらで どこで どうやって売るのか
時代の技術発展も重なって、大量生産が可能になっていきます。ようするに、数を作って売るでは売れなくなり、他社との比較で差別化されていないと売れなくなってきたのです。今までは作って多くの人達に売るという一律生産だったものが。こんな人達へ届けようかというターゲット生産へと変わってきたのです。
全員が欲しがらない状態です。みんなすでに持っている状態から売るには、他社とはこんなところが違うよということを発表し「こんなに違うしいいでしょ?」と差別化を図るようになりました。これが1970年に起こったマーケティングの変化です。このときにSTP分析という思考が生まれました。
現在はこのSTP分析も変化し効果はななりつつあり、新しいマーケティングへとまた変化してきています。それについてはまた別のお記事で解説しますが、まずSTPとは何かを知っておきましょう。
STP分析とは
S セグメント
T ターゲット
P ポジション
美容院市場のSTPの場合
て
セグメントとは
市場のニーズを明確に分ける
「美容室に来る人」という一つのニーズに分けるのではなく、市場のニーズを明確に分けます
カットだけする人
カラーだけに来る人
髪質ケアだけの人
まだまだあると思いますがひとまずこんな感じで分割してみます。それをセグメントと言います。
ターゲットとは
ニーズを分けたら人も分けます
カラーだけする人を更に分けます。
・年齢
・性別
・収入
・職業
など
ポジショニングとは
自分の店舗の市場のポジショニングはどこかを見極めます。
自分のお店が市場のどの位置にあるのか
B 専門性が高いがそれ以外のサービスや商品は無い
A 専門性も高めで、価格も高い上質なサービス
自社 いろんな要望に答えられるが専門的ではない
こうして、どういう風に分けて出すか、分けた中のどんな人達に向けるか、自分たちのお店が今どの位置にあるのかを分析して売っていく。これがSTP分析です。
2000年のマーケティング
2000年になると今度は物が溢れかえってきて 物の差別化では興味を引かない時代になってきました。そこで何で差別化するようになってきたかというと、印象です。
印象の差別化
エコや環境に気を使っている、動物を殺さないベジタリアン、など印象を良くすることで差別化するようになってきます。
その他に「素性」「誠実さ」でも差別化するようになっていきます
「印象」
エコや環境に気をつけている、動物を殺さないなど
「素性」
どのような人たちが売っているのか、〇〇さんの畑で取れましたなど
「誠実さ」
真面目で真心込めて作っています、売っていますなど
ブランディングという概念が生まれました。
2010年のマーケティング
今までは物を売るまで、購入されるまでが勝負でしたが、購入後のプロセスも考慮しくては勝てない時代になってきます。
お客様が広告になる時代 (5A)
認知=まず知ってもらう(Aware)
訴求=消費者が買う気になるよう訴えかける(Appeal)
調査=比較され(Ask)
行動=いいなと思い購入(Act)
推奨=インスタに投稿してね、タグ付けしてねなど(Adovocate)
購入したお客様が広告になりさらに認知が拡大されお客様が増える時代になってきた。
2020年のマーケティング
2020年になると、お客様をサポータにしていく時代に変わってきました。サポータにしていくとはどういうことかと言いますと、今まではお客様のお金を誰が多くいただくかというお金の取り合いだったものが、2020年からのマーケティングは、お客様のお金の取り合いではなく時間の取り合いに変化してきています。
現代は、好きなお店を見つけるではなく作る時代になってきています、注目する先が、企業ではなく個人になっていています。
個人が中心になって何かをやろうとしたときに、そのやろうとしたことが面白いことであれば、人がついてきます。
推し活などのようにファン時間としてサポートしてもらえる時間をどれだけ奪えるかが勝負になってきています。
どれだけのお店や自社をサポートしてもらえる施策を作れるか、サポートしてもらえるかが2020以降のマーケティングになっています。
ファンの時間の争奪戦になってきています。
ここまでは時代とともに変化し現代のマーケティングには何が大切かというところまで来ました。次は、マーケティング統計学であるということを事例とともに見て行きましょう。
マーケティングは統計学である
マーケティングを一言でいうと「心理学をベースにした統計額」です。
マーケティング=統計学
この統計学の部分が重要で、マーケティングを感覚的に感情的に捉えてはいけません。数字を追って、数字しか真実ではないということです。感情で導き出されたものや感覚でこのくらいの人がお店に来るだろうという感ではいけません。数字が全てです。統計が取れていなければその統計を取るということがマーケティングの真髄になってきます。
心理学をベースにした統計学とはどういうことかいいますと、
マーケティング 心理学事例 1
駐輪場からはみ出した自転車がたくさん止まっていて邪魔です。
そこで、駐輪禁止の看板を出しましたが自転車はまったく減ることはありません。しかし、ある一言で駐輪場から自転車を減らすことが出来ました。
どんな施策で自転車を減らしたのでしょうか。それは看板を、
駐輪禁止 → 自転車捨て場
に変えたところ一気に自転車を止める人が減ったという事例があります。人は駐輪禁止の看板より、自転車捨て場にしたほうが自転車を止めなくなるということが解りました。
このように、 統計を取りフレームワークが作られていきます。
フレームワークを活用することで生まれるクリエイションや施策が変わってきます。
「フレームワークの活用によるクリエイションの変化」」
「フレームワークに活用による政策の変化」
が重要な時代になって来ています。
アイドマの法則 AIDMA(アイドマの法則)をご存知でしょうか。
人の心理行動を表にしたものです
これを例にして
・フレームワークを使って
・心理行動をベースに
・統計を取り
・施策を考えた時
とそうでない時とで見比べてみましょう。
まず、AIDMAの法則のフレームワークと心理行動のZの法則を使い、チラシの施策を考えて見ます。
人は無意識に左上からZの形で視線を動かします。
フレームワークによって上がる効果
左:フレームワークを使わずに作られたチラシ
右:AIDMAの法則とZの法則を使って作られたチラシ
このように、左のチラシは、誰に向けてなのかが分かりません。3本プレゼントが何かすら分かりません。
右の図はまずウォーターサーバーのチラシなのが分かり、3本プレゼントされることが分かり、事例を見て更に興味が湧けば記憶され、必要になった時、電話するという流れができています。
マーケティング 統計学事例 2
心理学的に、統計学的に、人の行動パターンを分析してフレームワークが作られていることが多いです。フレームワークはとても大事です。具体例を見てみましょ。
現代はオンラインでなんでも買えます。オンラインで自社に売上を伸ばすには以下のフレームワークを活用します。
オンライ購買はプロセスまでが心理状態的に長い
オンライ購買はプロセスまでが心理状態的に長いです。AIDMA(アイドマ)の法則ではなくここではAISCEAS(アイスマス)の法則を使います。
A まず目に止まる
I おっいいなと興味が湧く
S ちょっとアマゾンで同じものでも探してみるか
C こっちの方が安いか?口コミはどうだろう?
E さてどっちにしようかなA 決めた、買ってみよう
S これはいい商品だな、インスタ上げとこー と長いです。
ここで重要なことはCの比較です。
オンラインでの販売は比較が重要です。
Google検索で自社のHPが1番上に出てくるようにすることよりも、自社と他社が比較されていて、自社が1位で紹介されているHP、比較サイトがトップに出てくる方が購買に繋がります。
自社で比較サイトを作って、検索1位を狙う自作自演の企業もあるほどです。オンライン対策で重要なのは「比較」です。
まとめ
マーケティングは時代によって変化して行きます。価格を安くする以外のマーケティングが必要になってきています。マーケティングは統計学であり、フレームワークワークは心理学と統計学的に作られています。大くのフレームワークを使って効率的にマーケティングを行っていきましょう。
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