マーケティング学科

STP分析は古すぎる!誰も知らない本当のセグとタグの徹底理解

  • セグメントってなに?
  • ターゲティングって何?
  • ポジショニングって?

 

などについて、仮説だてと検証しながら解説していきます。

この記事でわかること

無駄なコストや手間を省けます。

事業の起動を修正することができます。

益の最大化に繋がります。

 

 

それでは順番にやっていきましょう!

 

こんにちはas isです

バルーンアーティストをやっています。

 

はじめに

マーケティング関わったことがある人であれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。このセグメントとターゲティングについて2回に分けてアウトプットしていきます。迷子にならないように出来るだけ丁寧に情報量を少なくやっていきますね。

 

セグメントとは

さてマーケティングの基礎といっても過言ではないこのセグメントとは、すなわち「セグメンテーション」簡単に言うと区分です。もっと簡単にいますと

いい感じに分けて考えると利益に繋がる部分がみてきますよ

といった感じです

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ターゲティングとは

いい感じに分けて考えて利益に繋がる部分が見えてきたら、更にその中でもここだ!ってとこに狙いを定める!

 

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別け隔てなく全世界の人に売れる商品というのはまず不可能です。どこの誰に商品を提供するのかがハッキリしていないと、どんな商品を作ろうかな?とか、この商品のここを改善してみようかな?といったことも生まれてきません。

誰が何に困っているのか、その困っていることを解消してあげることが商品の売上につながります。例えば「職場でパワハラされた」心が苦しい。みたいな相談は、その心の悩みを解決してあげられればいいですね。友達にも言えない家族にも言いにくいとなると他人でも親身になって聞いてくれる。相談電話サービスなどはどうでしょうか。

では何歳くらいの人達が一番心に悩みを抱えてるのか。中年層なのか。学生達か。そのターゲットを絞って行きましょう。となりそうなところ、その前に、浮き彫りにしていかなければならない部分としてセグメント(セグメンテーション)は大事です。

しかしまだ分かりにくい。ん??どういうこと?となりますよね。大丈夫です。少しづつ具体的にやっていきましょう

 

セグメントとターゲティングを理解することで変わる3つのこと

セグメントとターゲティングを理解

100%成功ありません。その成功率をいかに上げていくかが重要です。
例えばカフェのお店を出したいとします。どこに出そうかなと考えたときに、いつも通るあそこは人通りも多いし学生さんとか買ってくれそうだしあそこにお店を出したら儲かるよねきっと。とか、こんな事業いいよね、まだ誰もやってなさそうだし。

 

というイメージや感覚で始めてしまっては失敗します。そしてそれを何度か繰り返し、改善して成功率がたまたま上がってうまく行ったと言う消去法での成功ではなく、セグメントとターゲティングを理解してからの行動がおすすめです。そうすることで、どうなるかと言うと、

 

1.無駄なコストと手間を省けて自信を持ってビジネスが始められます

セグメントとターゲティングを理解せずに始めると、これで良いのかな?大丈夫かな?とドキドキしてなかなか一歩が踏み出せないなんてことになります。これはダメ、でもこれだと大丈夫っていうことが分かっていると、たまたまではなく、自信をもって一歩が踏み出せそうじゃないですか?ある程度これで良いのだと思って始められるのは精神的にもいいですね。

 

100%成功するなんてことはありませんが、そのパーセンテージを上げることはできます。見切り発車の行動力も大事ですが、何も考え無しで「楽してうまくいくことないかな〜」と待つだけでは少しも前に進みませんし進んでも遠回りですね。

 

2.事業の軌道修正が容易になる

事業を進めた先で、あれこれイマイチだな、きっとコレは間違っているなとなってもセグメントとターゲティングが理解できていると、軌道修正が容易にでき、新たに挑戦し続けられ、さらにどきどきしなくてよい。

 

だって誰だって失敗したくないですもんね。損したくないですし。なので間違いが分かって、よし次はコレを試してみようと自信を持ってやれると何事も楽しくなりますよ。

 

で、結局どんなやり方なのですか、そのフレームワークはどんなものなのですかとなってきたと思いますが、まずはセグメントとターゲティングを理解してからということでその方法は後ほどお伝えしますのでまずは理解を進めていきましょう。

 

3.利益の最大化ができる

セグメントとターゲティングを理解すると、無駄なコストと手間が省けて、事業の起動修正ができ、結果利益が最大限獲得できるようになります。

  • 無駄なコストと手間が省ける
  • 事業の起動修正が出来る
  • 結果、利益が最大限獲得出来る

という3つの事ができるようになります。確実に儲かりますよという話ではありません。そんな確実なことなどビジネスにおいてありません。しかし、何も分からず、きっとこうだよね?おそらくこうだよね?とドキドキしながらビジネスを始めるより根拠をもって考えて行動できるようになるということだけでも大きな進歩と結果につながってくると思います。それではその方法を一つづつやっていきましょう!それにはまずSTPについて見てみましょう。

 

STPって何?これって何の略?

S:セグメント T:ターゲティング P:ポジショニング
の頭文字をとっています。

 

誰に対してどんな価値を提供するのか、それをはっきりさせるための要素といった感じです。

 

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セグメントとは

「市場を分割すること」

飲み屋市場で例えると、ビール市場 日本酒市場 ワイン市場 ウイスキー市場と分けられる。(もっと分けられるとは思いますが一例として)なぜ分けるかというと、

 

「最小限で最小効果をもたらすため」です。



さらにどゆことかというと、全部の市場に手を出してすべてのニーズに答えていたら、コストが莫大に掛かります。ビールも日本酒もワインもウイスキーもとなるより、どれかに特化して、例えばビール専門店とかにしたほうがコストも押さられますね。

 

そゆ市場をニーズによって分割していくことをセグメントと言います。ですが、がむしゃらに、ニーズが少しでもあるからと、その市場に手をだして良いのか。セグメントを区切るにはちゃんと根拠が必要です。

 

「最小予算で、最高効果を見出すセグメントの方法」

 

なるべくお金をかけずに、でも最高の効果を出していく区切り術みたいな感じでしょうか。

 

ではその区切り術、どうするのかをやっていきましょう。
予算があろうがなかろうが関係ありません。今あるもので最高効果を出すためにまず、

 

「市場を分割してもそこにニーズは存在するのか」を見る必要があります。
それは以下の変数によって見ることができます。チラリ。

 

変数4つ


人口変数
地理変数
心理変数
行動変数

たったこの4つ

人口変数=その地域に住んでいる人の年齢層の違い
地理変数=寒い地域 暑い地域によっても変わってくる
心理変数=古いものが好きな人もいれば、新しいものが好きな人もいる
行動変数=毎日使う人なのか、月イチで使ったりするのか・・・

変数なんて言葉で混乱してしまいそうになりますよね。
大丈夫です。この4つの変数についてお話してみます。

 

4つの変数の解説

人口変数
その地域に高齢者が多く住んでいるのか、若者が多く住んでいるのか、高齢者が多く住んでいるのに、おしゃれなエステを出すかな?それより整体やマッサージ店の方がいいのではないかな?実際郊外には整体院が多い「世帯・職業・性別・年齢・要素」によってコンセプトを変更していくといいでしょう。こちらから世帯数、高齢者数、など見ることが出来ます→(北九州では)各市町村のHPかお問い合わせしてみるといいでしょう。

 

地理変数
オフィス街のコンビニにお米っておく?オフィス街に立ち飲み屋さんだす?それより住宅地のコンビニにお米を置くほうが良いのではないか。「地域に基づいてお店のコンセプトや品揃え」が必要。

 

心理変数
男子目線ですみませんが、例えば自販機で買うコーヒーはケチるのに、女子と行くご飯はケチらないとか、コレにはお金は使えるけどコレには使えないってという心理が働いています。それをもとに市場を分割していくのも大事です。数年前にはなかったオーガニックレストランなんかができて来ています、コレにはお金出してでも行きたいという人がいるのだということでしょう。

 

行動変数
タクシーに乗った時に乗り心地を求めるか、スピードを求めるか。
スピード重視している人には、ドアを運転手が開けてくれる、そんな時間がいらないだろうし、乗り心地を重視する人には開けてもらえるといい感じだろう。新しいお店を開拓したい人もいるし、いつものところへリピートしたい人もいるでしょう。」

この4つを考慮しながら市場を区切ることをセグメントと言います。

さてセグメントを区切るにはどうするかを解説してきました、セグメントとターゲティングはとっても仲良しな二人です。一般的にはSTP戦略と言われるように、セグメントを区切って、ターゲットを絞っていくという順番なのですかコレが現代では違ってきています。セグメントからターゲットではなく、ターゲットからセグメントの順番です
要するに、

 

「ターゲットとは、セグメント区分を選ぶ根拠を示すための要素」ということです。

 

STPの順番だと、例えば美容院市場で「カット」という区分けでセグメントしてカットするターゲットはと年齢層、年収、性別、などで分けるがそれは無意味です。セグメントして更にセグメントしてることになりそれは無意味なのです。。。

 

意味のあるターゲティングをしなくてはいけません。でないと最初にいったように、消去法のやり方になってしまい、コストと時間がかかってしまう。
できるだけ少ない失敗で、成功させるためにターゲットの絞り方をしっかり理解しましょう!

 

お気づきかと思いますが、ここではポジショニングが出てきませんでしたのでした

 

 

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ポジショニングとは

 

ターゲットに習いをつけたら、自分たちの商品がどれほど魅力的かを知りつつ他社との差別化を図り、ターゲットに示す方法

 

どゆことかと言うと、例えばヘルシア緑茶があります。緑茶は競合が多くいます。しかしSTP分析を行うと、競合の緑茶は若者たちをターゲットにしていることがわかります。そこでヘルシア緑茶を出している花王株式会社は、若者ではなく太ってきて困るなーって思っている中高年にターゲットを絞り、自分たちのポジショニングに成功しました。ポジショニングとはそんな感じです。

 

仮説立てと検証 「QBHOUSE」の場合

美容院市場で考えてみましょう。
セグメントで分割した中から仮説立てと検証をしてみます。

 

まず、美容院市場の「不」を見てみましょう。不満 不経済 不効率 などのことです。

 

美容院では、髪を切る、整えるということに時間をかけるイメージが強いと思いますが、実際髪を切ること自体あまりこだわりもなく気にしない。など身だしなみのメンタルアカウントが低い方もいます。

 

美容院は時間もかかるからシャンプーはいらない、切るだけでいい、とにかく早くして欲しい、そんなニーズもあります。事前に予約してではなく、コンビニに寄る感じで突発的に髪を切りたい。そんなニーズもあるでしょう。そんな仮設立てと検証で成功した企業が「QBHOUSE」です。駅の中や商業施設に中にある青い看板の髪を切ってくれるお店です。見たことありませんか?確か1400円程で髪を切ってもらえます。切るだけです。

 

仮説立て 4つ変数を使ってみましょう

QBHOUSEはまず、1店舗目をオフィス街に出しました、なぜ?

 

変数とは
一定範囲内ではあるがどの特定値とは限らずに考えたときの、その数

 

QBHOUSEの場合


人口変数 お金があるけど時間がない
地理変数 オフィス街での競合の少なさと需要の多さ
心理変数 紙を切るために時間とお金をかけたくない
行動変数 髪を切るというのは突発的な心理状態

 

これらを踏まえて、オフィス街に1店舗目を出しました。その市場はどこにあって誰によって作られているか、誰が満たしている?

どこ エリア
誰に 顧客
誰が 競合

この3つでビジネスは成り立っていますコレが重要です。

ではどうやってターゲティングしていくのかの導き出しかたのフレームワークをお伝えします。

 

フレームワーク 6Rの法則

Reskidtick Scale
「市場規模」
今現在それにお金を払う人がどのくらいいるのか
Rate Of Growth
「成長性」
今はそこに市場がなくても将来的にここにビルできるぞとか分かってるとターゲティングの基準に’なる
Rival
「競合状況」
今競合はなん店舗あるのか


Rank
優先順位
Reach
到達可能性
Response
測定可能性

 

ビジネスサイトなどを覗いてみると所狭しと難しい説明と専門用語で埋め尽くされています。まずそれらを理解するまでに疲れてしまいます。本来は6つありますが、上記3つで十分です。これにそって考えて行きます。今自分の事業などない方には例えて考えられる物がないと思いますので、ユニバーサル・スタジオジャパンの景気回復の事例をお話しながら一緒に考えてみましょう。

 

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンV字回復の裏

ユニバーサル・スタジオジャパン(USJ)は2004年事実上経破綻しそこから奇跡の復活を遂げました。ターゲティングを把握して、市場を変えたからこそ軌道修正ができてV字回復できたのです。

 

そもそもUSJは若者とターゲットとしたアトラクションパークでした。それをテーマパークに変更しました。何が変わったかと言うと、今までのターゲットは若者だったのでアトラクションパークでターゲティング出来ていましたが、若者は空きが早く次第に来なくなってしまいました。

 

これじゃダメだと思いターゲットをファミリー層に変更しました。(まずターゲットを決めてますね)なぜファミリー層に変更したかというと、
ファミリー層向けのテーマパークの方が市場規模が大きいからです。ファミリーで行動するので高校生が一人や二人で行くより、スケールが大きく、市場規模が大きいのです。

 

ターゲティングから → 市場規模が大きい方へ変えた。

そして関西圏に競合のテーマパークがなかった。Rival(競合状況)がいなかった。今までアトラクションやフェスティバルにかけていた資金を、テーマパークにかけた、

 

ターゲットは主婦

 

なぜターゲットが主婦なのかと言うと、家族でどこかへ出かける時、財布を握っているのは多くはお母さんだからです。行く先もだいたいお母さんが決めます。うちもそうでした。

しっかりターゲットを主婦にしたからV字回復できたのです。

 

市場を分割して、ターゲットを絞るこれはSTPですがこれは間違いで古い考えだとお伝えしました。ターゲットを分析して、そこから市場を決めていくセグメントを区切ってターゲットを決めていくではなくターゲットを分析したことにより、セグメントを区切って行くTSPが正しい戦略といえます。

 

まとめ

 

  • セグメントとは市場のそれぞれのニーズを区切る
  • ターゲットとはセグメントを更に区切るのではなく、セグメント選択のための要素集め

 

ではどうやって主婦層にリーチするのか、様々な方法はありますが、私がオススメするのはInstagramです。Instagram集客に付いてはまたしっかり解説していきたいと思います。

インスタ集客
Googleマップ集客
Googleマップ×インスタ集客
ホームページ制作
SNS運用代行
映像制作

などやっています。

気になる方はpirika-blogインスタグラムまでDMくください。ご回答致します。

 

最後に

現在40代の私は高校が最終学歴です。何かを自ら学ぶということをほぼしてきませんでした。でもこのままじゃだめだ、何にか始めなければと思い、まずは学んだことをアウトプットすることを始めてみました。みなさんもこのままではダメだと思っていいらっしゃる方、いるのではないでしょうか。

 

しかしなかなか何から始めればいいのか分からない。そして待っていても何も起きないことにも気づいている、運良く何か起きないかなとさえ思っている。でも起きません。行動することでしか何も起きたりしないのです。なので何か少しでも行動をと思い、まずは何かを学んで見ようとビジネスカレッジへ入学しました。

 

老後に2,000万円ないと生きていけませんよと国から言われ、私一人ならどうにかなりそうですがそうもいきません。この先の家族の幸せを確保しなくてはなりません。日々の一歩一歩が家族の笑顔に繋がったと思えるように、一緒に頑張りませんか?

 

インプットしてアウトプットすることで少なからず収益化になっています。たった2000円ですが、はじめて振り込まれたときはとてつもないく嬉しかったです。インプットしてアウトプットするただそれだけです。シンプルです。でもこのシンプルな事が継続出来ず難しいですよね。でも何もせず、3年たって、あの時やっておけばよかったと思わないように、3年たって、あの時やりはじめて、なんの成果も出ないの方がよっぽど生きている実感があります。家族に、お父さん頑張ってるねと言わる。それだけでも価値がある気がしています。いっしょに頑張りましょう!

 

少しだけいつもより行動したことで見える景色が変わって、いつもは見過ごしていたことを見過ごさずキャッチ出来るようになります。

自己啓発系や、なんちゃらサロンで明日から頑張りましょうって話を聞いてその時だけやる気出たみたい感じにはまらず良かったなと思っています。

モチベーションが上がらないんですけどどうしたらいいですか?
モチベーションは待ってもやって来ない、やれ!
三日坊主なんですけどどうしたらいいですか?
4日やれ。

 

今後に不安を感じている方。特に今何かしらの商売をやっていて、今まではなんとなく良かったけど、今後売上を維持できるか心配、なんかインスタ集客とかGoogleマップ集客とか言われているのは知ってるけどどうやるのか分からないしついていけない。そんな人の不安を解決して行きます。

 

それではまた次回の記事でお会いしましょ。

このblogは無料ですいつでも観覧できます。何かのお役に立てれば幸いです。

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